つばめ桜祭り 第75回 分水おいらん道中

2017年度04月16日(日)
昨夜の潤滑油の入れ過ぎによる二日酔いを治し、本日は、つばめ桜祭り 第75回 分水おいらん道中へ
越後平野をうるおし、日本海へとそそぐ日本一の大河、信濃川
かつては暴れ川として恐れられ、洪水のたびに氾濫を繰り返していました
そのため大河津分水の計画は、幾度となく請願活動が繰り返されました
最初の請願から約200年後の1907年(明治40年)ついに大河津分水工事が始まり、24年の歳月と延べ1千万人の労力、当時最新の技術を駆使して、1931年(昭和6年)大河津分水は完成しました
この大治水事業によって洪水の被害もなくなり、胸まで浸かる湿田を豊な穀倉地帯に変え大河津分水はまさに越後平野の守り神となりました
1910年(明治43年)頃から住民が堤防に桜を植えたのが大河津分水桜並木の始まりだそうです
おいらん道中は、 1924年(大正13)年頃、地元の有志が、花見客向けに行った仮装行列が起源といわれています
現在では、「信濃」「桜」「分水」の3名のおいらん役が絢爛豪華な衣裳に身を包み、三枚歯黒塗りの高下駄を履き、総勢約60名にもおよぶ付き人を従えて、独特の外八文字の歩き方を披露
桜前線の到来とともに大河津分水を舞台に全国でも珍しい「分水おいらん道中」が繰り広げられます
小生も、一昨年よりお友達に声をかけて、かつらの会「十日会」主催のおいらん変身コーナーの参加を入れたツアーを企画
おいらんの衣装を着ることなど中々ないので一生の記念なること間違いなしなのですが、今年は企画できませんでした・・・
昨日の桜流しから一転、満開の桜の中のおいらん道中見学なのに残念!!
「春霞たなびく山の桜花見れども飽かぬ君にもあるかな」(紀友則)

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