動く市政教室「西蒲区治水の歴史」

2013年10月09日(水)
新潟市公聴相談課の動く市政教室「西蒲区治水の歴史」に参加してきました。
前回の「食の安全を考える」と今回で2回目の参加です。
参加の動機は、新潟下町(しもまち)に生れ育った小生は、全くと言って良いほど西蒲区のことを知らないため、その歴史について少しでも知ることです。
集合・出発の市役所第一分館に行くと、前回、同様パン工房 Dream Houseさんに遭遇。
挨拶を交わして出発。

最初の見学は、「西蒲原土地改良区」。
西蒲原地区は、農業用排水施設の利用が前提に都市も農地も排水計画が成立しているとのこと。
したがって、農業用の排水施設が水害から地域を守る機能を有しています。
その排水施設の維持管理を「西蒲原土地改良区」が担っています。
沼地だらけだった農村が国内屈指の水田地帯へ変貌を遂げた西蒲原の変遷と、農業排水施設が果たす役割について解りやすく教えて頂きました。
西最後に蒲原土地改良区中央監視センターを見学して終了。











昼食場所「岩室観光施設いわむろや」で移動。
ラーメンを頂きました。
ラーメンの味はともかく、最近の「いわむろや」を中心とした地域のイベントは、目を見張るものがありますね。
内容のセンスの良さと地域一体で盛り上がるイベントは、素晴らしい!!。
いわむろや館長とスタッフ素晴らしいのでしょう。
新潟下町も見習いたいものです・・・。

昼食後、「新川河口排水機場」へ移動。
ここでは、現在行われている新川河口排水機場のポンプ改修工事についての説明を聞きました。
横軸チューブラポンプφ4,200mmは、凄くデカイ!!。
これが6台稼働して総排水量240.0㎥/sec。
こんな凄いものが新川にあったなんて・・・。
新川漁協の水ダコしら知らなかった。
日本の技術に関心しながら見学終了。











次の見学場所「新川水路橋」へ移動。
新川開削と底樋工事から暗閘工事、そして現在の西川水路橋、新川河口排水機場が出来るまでの歴史を西川水路橋を見ながら説明して頂きました。
現在の西蒲原平野が誕生するまでの壮絶な歴史。
知らないことばかりでした。









今回の市政教室で西蒲区を治水と言う観点で歴史を学びました。
新潟出身ながら新潟のことは、まだまだ知らないことでいっぱいですね。
もっと勉強しなければ・・・。
前回、今回と動く市政教室に参加して気になることが。
平日の開催のため仕方ない面もありますが、参加者が高齢者ばかり。
折角の教室、土日の開催などをするとか、もうちょっと若い人にも参加して頂く努力が必要なのではないでしょうか。

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