新潟下町の学校再編「猫なんかよんでもこない」

2013年03月21日(金)
新潟市下町にある二葉・舟江の両中学校が検討の末、統合するこなりました(市町村合併による各市町村の境界がなくなり、容易に学校統廃合が可能なった結果の学校適正配置、学校統廃合の実施なのでしょうが・・・)。
1月23日に新校名が1179案(380種類)の中から、なんと「新潟柳都中学校」に決定。
柳都とは!!。
これも何かの縁。
先輩からの紹介もあり閉校記念誌編集ボランティアに行ってきました。
舟江中学校の1960年代の卒業アルバムを担当。
古いアルバムを見ながら閉校記念誌に掲載する学校に関する古い写真を選んでいて、改めて昔の下町の繁栄ぶりにビックリ!!。
1960年代は1学年15学級あるんです(昔は下町にいかに人口が密集していたかを物語っています)。
現在は全学級で8学級、全学級ですよ!!(どこの分校!?)。
ちょっと離れると関屋中学校は全学級で18学級あるんです。
昔からの長屋が多かった新潟島に何の計画もなくマンションなどを建てた結果、人口密度に相当ムラが出てきているんですね。
2015年めどに豊照、湊、栄、入舟の4小学校の統合する方針もあるため悲しいかな、下町は学校統廃合の最先端になりかねない状況です。
でも考えてください明治初期、廃藩置県で新潟町5つの小区に線引きされ、「鏡淵校・大畑校・新潟校・洲崎校・豊照校」の開港都市にふさわしい5校開校され、その後「鏡淵・新潟・豊照・大畑・湊・入舟・栄」小学校となり、下町の繁栄を支えてきました。
現在、政令都市化により新たに行政区が再編され、新たな学校が開校される。そう歴史は繰り返すのです!!。
この再編を機に活気ある港町、下町にするための活動をしようではありませんか!!。
※「猫なんかよんでもこない」のに知恵を絞らなければ、人は集まりません。
戦前の長屋を格安のシェアハウスにして人を呼び込み、お年寄りとの近所付合いのあるコミュニティーを創るなどなど・・・。
11月16日に二葉・舟江の両中学校の閉校記念式典あります。
下町に想いのある方、皆集まって活性化のための知恵を絞りましょう!!。
※「猫なんかよんでもこない」杉作(すぎさく)。新潟県新潟市出身。元プロボクシング選手。1999年マンガ家デビュー

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