一子相伝、ドリームハウスの「幻の甘食」

2013年04月11日(木)
甘食ってご存知ですか?。
最近では、あまり見かけなくなりましたが大正・昭和の時代には、おやつの定番でした。
小麦粉・水・砂糖で作られた生地を天板の上に絞り、形の良い山型にして焼いた素朴ながらも、味わいのあるお菓子です。
ドリームハウスの甘食が生まれたのは、新潟の老舗パン屋の店主が後継ぎもなく閉店することを耳にした、障害を持つ子供の母親が子供の将来のためにとパン屋の引継ぎを決意し、老舗パン屋の店主から一番初めに食パンと甘食の作り方が子供に相伝され、新潟下町(しもまち)に小さなお店をオープンしました。
高年齢化の進む下町では、甘食は懐かしがられ、こんがりと焼き上がった甘食の甘みが口の中いっぱいにひろがり、えもいわれぬ味わいと、お年寄りに大評判となりました。
その後、下町のお店も新興住宅街に移転なり、お年寄り少ない住宅街では、甘食のニーズが無く、残念ながら店頭から消えてしまいました。
現在では、根強いお年寄りファンからの注文により、子供が相伝した甘食を受注生産で販売しているため幻の甘食となっているのです。
一子相伝、ドリームハウスの「幻の甘食」を食べてみたい方は、
「パン工房 Dream House」新潟市西区小針2-39-7 TEL:025-226-5411に連絡してみては。

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