2013年09月18日(水)
新潟市公聴相談課の動く市政教室「食の安全を考える!」に参加してきました。
参加の動機は、食べている野菜、魚、肉などの食材がどのような経路をたどり食卓へ上がるのか? などを知り、食の安心・安全を考えて見るです。
集合・出発の市役所第一分館に行くと、なんとパン工房 Dream Houseさんに遭遇。
食の安全を考えるで小生の食べているパン屋さんに合うとは奇遇(市役所の売店にパンを納めているとのこと)。
パン工房 Dream Houseさんについては、仕入~製造まで知っているので小生にとっては安心・安全などと考えているうちに出発。
最初の見学地は、「新潟市中央卸市場」。
ここは、野菜・果実・水産物・花きを全国から集め適正な価格で分荷するための農林水産大臣認可の総合卸売市場です。
新潟県の卸売市場「新潟漁業協同組合新潟市場・まる果新潟青果市場(株)など」は新潟産、「新潟市中央卸市場」は、全国と分類しておくと解りやすいですね。
新潟県は地産地消は70%・学校給食の県内産使用率51%(全国平均31%)とのことですから新潟県人は、地元産が好き。
座学を受けている時、今が旬の葡萄、白根産の巨峰とシャインマスカット(皮ごと食べられる)を頂きました。
両方とても美味しかったのですが、葡萄を種ごと食べると盲腸炎になると教えられた小生にとって種なし皮ごと食べられるは、なにか変だなぁ~(笑)。
「新潟市中央卸市場」の水産棟・青果棟を見学で市場の1日(入荷・下見・せり・分荷・搬出)の動きを教えて頂き見学終了。
昼食場所「新潟ふるさと村」へ移動。
ここは、新潟のB級グルメ(新潟タレカツ丼など)から名物まで食べられます。
迷った末、「へきそば」にしました。
蕎麦は美味しかったのでが、つゆが好みではなかった・・・残念。
昼食後、次の見学地「新潟市食肉センター」へ移動。
ここは、食肉(牛、豚)の解体をしている施設です。
施設の外観を見ながら解体処理の流れなどを教えて頂き、部位肉処理室を見学しました。
ちょっとリアルすぎて・・・なのですが、自分たちが食べている肉がどのように供給されているかを
知り、もっと感謝して肉を食べなきゃと言う気持ちに。
座学ではBSEなどのリスクからどのように安全で衛生的な食肉が供給されているかなどの説明がありました。
新潟市は、全国の肉の消費量で豚3位、鳥47位、牛51位とのことです。
そういえば、新潟は肉と言えば豚肉をさすかも・・・カレーも肉じゃがの肉も豚を使うし、豚まんは肉まんと言うし・・・。
次の見学地「新潟市衛生環境研究所」へ移動。
ここは、健康と食品などの保健衛生のために食品・微生物検査、河川・海・大気の環境保全のために水質・大気を検査している施設です。
食品の添加物・残留農薬や感染症の病原体などの検査方法や河川水・海水の水質や酸性雨・有害大気汚染物質などの検査方法の説明がありました。
気になる食品の放射性物質ですが、新潟市産の農産物直売所を中心に調べているとのことですが、全く問題ないとのことでした。
国の食品中に含まれる放射性物質の規制値も2012年4月から、より厳しい基準となっているため国内産は安心ですね。
それよりタバコ・飲酒の方がリスクが高いです(笑)。
今回の動く市政教室「食の安全を考える!」に参加して思ったことは、食品のトレーサビリティの重要性。
食品の「いつ、だれが、どこで、何を、どれだけ」などが解り、その生産方法、安全性が公的機関で
裏付けされていることを知ることかできる。
このことにより食品が安心して安全に食べられる。
それが消費者に解りやすく早く実現できるのは生産者の顔が見える地産地消ですね。
この見える化ができればTPPなんて怖くない。
新潟は地産地消で頑張りましょう!!。
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