2014年05月24日(土)
創作浄瑠璃「野澤松也」さんのライブに行ってきました。
会場は、もともと蔵だったものを改装した浄瑠璃を聴くのにとっても雰囲気のある「シープクラブ吉野」(新潟市中央区古町通4)店舗でアットホームな感じで行われました。
ワンドリンク付きなのでビールを頂き、飲みながら待っているといよいよライブスタートです。
始めは「曽根崎心中」。
小生は、浄瑠璃と言うと切ない悲しいお話のイメージ。
そういう点では、まさにこのお話は小生の浄瑠璃のイメージそのものです。
「曽根崎心中」は、現世で悲恋に満ちた最期をとげた二人の死を「未来成仏うたがひなき恋の手本となりにけり」と来世でのかたい契りとして結末と成るお話。
この浄瑠璃を聴いていると昔、来世で二人の愛が結ばれることを誓った心中事件が多発したのが解るような気がします。
次は「花咲か爺」。
このお話は、ご存じのとおり心優しい老夫婦と欲深い隣人夫婦が、不思議な力を持った犬をきっかけに前者は幸福に後者は不幸になるという内容なのですが・・・。
途中、現代風にアレンジしてあり、ソフトバンクの白いイヌ、連続テレビ小説「花子とアン」の甲府の方言など出てきたりとすごく楽しく聴けました。
今回の「野澤松也」さんのライブは、本来の浄瑠璃の「語り」と昔話や民話等をアレンジした創作浄瑠璃どちらも楽しめるものでした。
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