2013年04月20日(土)
明治から昭和の初期にかけて新潟の三大財閥の1つ豪商、齋藤喜十郎が1918年に避暑と庭園鑑賞のために建てた別荘、旧齋藤家別邸で日本三大芸妓の街として、京都の祇園、東京の新橋と並び称された新潟古町の新潟古町芸妓お座敷へのお招きの一部が一人2000円で味わえると言うことで「新潟花街茶屋」に行ってきました。
随所に銘木が使われた旧齋藤家別邸を一通り見学した後、一階の大広間から二代松本幾次郎とその弟亀吉がつくり上げた回遊式庭園を眺めながら抹茶、和生菓子を頂き、二階の大広間で芸妓たちの唄や踊りの芸を楽しんできました。
お座敷では振袖と留袖の芸妓さんが「十日町小唄」、四つ竹を鳴らして使用する「新潟小唄」の踊りを披露、その後、樽砧(たるきぬた)を使ったお座敷遊びを皆で楽しみ、芸妓さんと記念撮影をして「新潟花街茶屋」は終了。
格安で港町新潟古町芸妓のもてなしの心が楽しめるイベントでした。
ちょっと残念なのは、お開きの時に千社札を頂ければもっと良かったのに・・・。
帰宅途中、料亭「鍋茶屋」を通ると珍しく結婚式が行われてました。
今日は古き良き新潟を感じる一日となりました。
「短夜の夢なら覚めな樽砧」ですね尾崎紅葉さん。
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