お彼岸ってどんな日?

2018年03月21日(水)春分の日
お彼岸の中日である春分の日
法律上では、春分の日(春分日)は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」祝日
お彼岸にはご先祖のみならず、自然や動植物に対しても感謝と敬意、慈しみのこころをもって接するようにしたいものですね
と言うことで、本日は愛犬を連れてお墓参りへ
お彼岸ですが、実は仏教用語でサンスクリット語のパーラミターという語を意訳したものと言われています
般若心経に出てくる波羅蜜多はパーラミターを音写した語
日本では至彼岸と訳され、大乗仏教における悟りの境地、すなわち彼岸へと至ることを表しています
お彼岸には、この世に居ながらにして彼岸に至るための「六波羅蜜」の修行を実践したいものです
・布施(ふせ)波羅蜜:見返りを求めず、他人のために惜しみなく善行を施すこと
・持戒(じかい)波羅蜜:戒律を守り、身を慎み、他人に迷惑をかけないこと
・忍辱(にんにく)波羅蜜:身に起こる災いを受け容れ、耐えしのぶこと
・精進(しょうじん)波羅蜜:誠心誠意努力を続けること
・禅定(ぜんじょう)波羅蜜:常に静かな心を持ち、動揺しないこと
・智慧(ちえ)波羅蜜:怒りや愚痴、貪りに捉われず、物事の真理を正しく見極めること
お彼岸とは、ご先祖に感謝を捧げるだけでなく、この世に生きる私たちがこの六波羅蜜を実践すべき期間でもあるのです
普段なかなか出来ない「六波羅蜜」の修行これを実践できれば、こころ豊かな日常を過ごすことが出来そうですね・・・


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